切ない

■大学の後輩にあたる松本君と岡本君と飲んだ。ある程度は先輩として今、自分が取り組んでいることや経験を話せた気がしている。作る一方でそれを共有したり、情報を面と向かって交換する必要性をとてつもなく感じているこの頃。二人のひたむきさと若さに羨ましさを感じながらも、追い抜かれないようにひたすら頑張るしかない。

帰りは仕事で疲れていたせいか、高幡不動まで寝過ごした。乗り換えて終電の桜上水行きに乗り換えた。八王子方面からのルートで乗るのは久しぶりだった。聖蹟桜ヶ丘から京王八王子間と言えば高校時代に通ったルートだった。一時期7時37分の電車に毎回乗っていたことがあった。確かいつもの車両といつもの座席に一人女子高生が座っていて、その女子高生がやたらとエロくて、その電車に乗ると毎回得した気分になっていた。まあ当時の自分もレスリングに励んでいた男子高校生だったわけで、電車内のエロにちゃんとした淡い恋心もそれなりに含まれていたのではないかと思うのだけど、実際はどうだろうか。先日見た『エンジェルウォーズ』が監督の女子に対する過剰な妄想が生んだ創造物だと仮定するならば、自分はこういった日常からの妄想を具現化していきたいなと思う。さすがにあれを着せて、あの武器でナチスと戦ってくれという注文は出来るはずはないのだけども、そんな先の物語が創造物として「あり」なんじゃないかなと思ったりもしたけど。

駅に着いてしょーもないAVの延滞料金を払って切なかったけど、蔦屋にあったチラシの優木まおみがとてもエロくてまーいっかという気持ちになった。優木まおみ北川景子は一応グッと来るっぽいことが判明。自分でもよく分からんのだけど、どっちも同じような顔をしている。残念ながら世の中は顔が大事な部分が多分にあるなという気がしてきた。画像やイメージが氾濫する中で、言葉に出来ない好きな顔立ちというのがしっかりある。じゃあ何で好きかと言われたらやっぱりタイプだとしか言いようがないのだが、タイプだなんて上から目線で言う感情ではなくて、もっともどかしいものだ。このもどかしさは何だろう。何とか判明したいものではあるが。

よく記憶を思い出すと高校時代で電車の中で、見ていた女の子は全くもって今、自分が考えている「タイプの人」と同系統の顔立ちだった。あと体系が骨太だった。で、やっぱりクラスで好きだった女の子もそんな雰囲気だった。結局、片思いに終わったけど。何でこんな淡い感情を掘り起こしているのか、自分でもよくわからない