お好み焼き

■古武さんと夜にお好み焼きを食べた。仕事についての話。僕らはミニマムな世界だけど、確実に創作をしていて、そしてそれをお客さんに見せる機会がある。だからただの乗っかり精神でいる人とは違うと。「闘っている」というワードに強く共感した。誰か人気のある人に便乗すれば誰だって影響力は付くでしょうが、そんなものを永遠と続けていても意味はなく、ただむなしさしか残らないでしょう。なんだかんだで「美術」業界は相変わらず閉塞していて、卒業後の作家活動は個展がどうのこうのという話から進歩がなかったり。これからはもっとその闘いを外に向けていかなければ。だから僕は映画を作るんだけども。

そういえば、いつも怒られっぱなしだった自分に、古武さんが「お前がきてくれて助かったよ」なんて言われたのは初めてかも知れない。

あと大家さんにもグッズ売り上げが飛躍的に伸びた事も教えてもらった。DVDの売り上げもあってか、確かにそれを制作したのは自分だが、それだけ素材も溜まっていた状態で売れるのは必然だったかとも思う。逆にヒットタイトルを出し尽くした後に、何を出していけるか、会社に貢献出来るかに気持ちを切り替えないと。

追記:結局この後もやっぱり怒られ続ける。あとなんだかんだで大家さんも怒られていたので、こういう状況で少し褒められて感動しているようではダメなのだ。