■編集、構成。夕方までギリギリ。もう無理っていうくらいに急ピッチ。

ヒューマントラストシネマ渋谷預言者
刑務所の中で男が仁義を通し成長していく過程を生々しい描写とその独特の文化圏で描く。構成が妙で、時間軸通りに動くのだけども、ちゃんとチャプター別に構成されており、ふと何気ないタイミングでテロップが挿入され、そのテロップがテーマとなり物語が進行していく。

ヒューマントラストシネマ渋谷『ラバー』
今までは作品そのものにしか目が行かなかったりしていたのが、最近はそれを届けようとする人たちに強く気持ちが動かされてしまって。そんなインディペンデントな人の姿勢や闘いをもっと研究したり、体感してみたくなってる。タイヤが意思を持ち始め、次々に人を人体破裂させていく。鮮やかなHD撮影と不条理なギャグ漫画のような出で立ちに未だ見ぬ映画の何かを見いだす。

追記:預言者は自分の未熟さを感じるほどに、しっかり見る事が出来なかった。改めて見たいのだが、質感の生々しさは今でも記憶に残っている。

編集はバタバタで、詰め切れないままMAに突入した感じだった。これ以降、本当にVTRは構成作業が8割型大事だということを痛感しはじめる。映画でいうところの脚本部分でしょうか。