首が悲鳴を

気がついたら11時過ぎまで寝てしまっていた。起きた瞬間に首が悲鳴を上げた。右側を向く事が出来なくなった。疲労が爆発した感じ。

デザイナーさんからジャケデザインをいただく。素晴らしいデザイン。当たり前だけど、映像作品はDVDという一つのパッケージが主流化し、このジャケデザイン一つとっても、作品をより強固なものにしてくれるなと改めて思う。アキバに行ってDVD納品。4月から月一のペースでDVD制作をし続けてきたけど、12月まで完遂出来ました。

久しぶりに外の空気を吸っている感じ。新宿ルミネ2のブックファーストが閉店していてショック。帰りがけによるには便利な場所だった。あそこで本を買う習慣も出来たし。タワレコで『ウディ・アレンの映画術』を買う。コメディとは何ぞや、それを作る続けるとは何ぞやと思い、購入したくなったのだが、監督個人の些細なパーソナルな出来事や思考が書かれていてためになる。自伝的要素が強いというウディの作品群。当たり前だけど、監督本人が退屈なら面白い作品など出来るわけがない。如何にラブコメをしていく上で、ウディが思考し続けながら、色恋沙汰を進行していったかが分かる。創作のベースは改めて本人の「体験と思考」にあると思った。身体で起こったことをしっかり記憶し、そしてそれを考えに発展させる。それにフィクションや、演出を加え制作にしていく。おそらく日常をいかに狂わせていくか、さらに考えていくのか、そして作っていくのかということに関しては増々意識していかなくてはいけないように思う。アイディアの断片はメモでも紙の切れ端でも良い。常に残しておくべきだ。自分のアイデアの組み合わせで、映画が完成し、ウディにはそれが具現化していないブラックリストと化したメモ書きがたくさん残っているのだという。

私はまだまだ頭が腐っている。もっと考えないと、メモを残さないと。時間はない。