帰宅

■気がついたらお昼前に。木曽さんがグッズの仕込みをしている。事務所の目の前では水道工事が行われている。いつの間にか事務所で迎える朝が当たり前になった。編集をして量もまだまだ抱えているけど、とりあえず家に帰りたくなったので、夕方帰ることにした。僕の家は多摩市にあるんだけど、もう週に一度しか帰ってない状況が続いていて事務所にいることが当たり前になってきた。晩飯は鍋だった。親父が僕と一緒に飯を食べる事を喜んでいた。気がつくと家族は二人しかいない。家に帰っても家の中が「盛り上がっている」ということもなく、そしてさしたるイベントもない。根本的なことを言えば僕も親父も孤独なのだ。たぶん。

■飯を食べて編集を始めた。休んでいる暇がない。暇がなさ過ぎて悩みはつきない。新しい作品が作りたい。完全オリジナルの僕の主観だけで作った作品が作りたい。説明のためのVTRじゃなくて。さてどんな題材が良いのだろうか。

■そんなことを考えながら作業をしていたら、意外な出来事があり、アガる。無視されているようで、視界に入っているという事なのだろうか。