『SOMEWHERE』

■TOHOシネマズ府中『SOMEWHERE』監督:ソフィア・コッポラ
いつのまにか魅了されていた。映画スターの父親と、僅かながら父親と過ごす時間を持つ事になった娘の物語は、観ている者それぞれの幼少期の記憶を刺激されるのではないだろうか。退屈スレスレの映像。だけど、どこかその映像の間が愛おしくなってくる。そんな映画だった。

■編集作業。妥協が出来ず更に映像に手を加えている。作業の環境は決して良いものではない。今週末に新型MacBookをローンで買わねば。どんなときでもいかなる場所においても編集出来るようにしたい。

■映画について考えている。今、自分がDVD販売用に作っている作品は言わばVシネマなわけだ。一回見るだけでなく何度も観たくなる工夫を凝らすべきだし、それだけ映像に付加する情報を、観ている人に発見をしてもらえるような映像を作らねばイカンのだが。

■けどやり甲斐がある。本当にインディペンデントな世界だけども、メジャーな世界や体育会系に構築された組織では絶対に出来ない。体育会系のテレビ局で挫折したことは間違いなく糧になるだろう