ゆうばり二日目〜最終日。その他雑感。

2月25日(金)
■ゆうばり二日目。前日まで徹夜をしてたので爆睡。

■朝から試写チェック。HD-CAM上映。イベントのDVDもチェック。


■『女子高生のはらわた』
昨日挨拶した田代さんの作品。西村さんのワークショップに参加されていたということで、残酷描写が売り。残酷描写に偏り過ぎる部分もあるのかなぁ。女子高生の演技がもっと見たかった気もした。とは言え刺激受ける。


■『ジョニー・トーは戦場へ行った』
実に味わい深さのある中編ドキュメンタリー。監督は映画監督に特化して撮影をしているようだった。


■『ドリームホーム』
多種多様な殺し方をenjoy。「殺す」エンターテイメント。


■『ガクセイプロレスラー』上映。夕張商工会議所。
トークが弾む。質疑応答に手応え。後日、自作のためにゆうばりに来てくれた方もいたとのこと。ありがたい。


■『体温』
苦手な作品。これ見よがしにセックス→モザイクに萎える。ただ審査員には好評価だったよう。自分の中ではリアリティーを感じなかった。ブルーレイ上映だろうか、画質がビックリするほどキレイ。しかし、デジ一特有の「キレイ過ぎる」感じは何だろう。


■『第3の選択』
鶴田監督の解説あり。「4月1日製作」のクレジットがエンドロールに。矢追順一が日本に紹介した際には、それをカットしたという。


2月26日(土)
■『オードリー』
女子高生の青春。高校生らしい距離感と、それが25の自分に「過去のトラウマ」として迫ってくる共感性。

■『You+Me=Love
外国人監督が撮る「ジャパニーズスプラッター」。「気持ち悪い男」の活躍。

■『ひの岸のこと』
台詞のない30分。劇団に通うおじいさんと、おばあさんが魅せる「老夫婦のリアリティー」。ガンで死んだ母親を想起させる。

■『Shinda Gaijin』
12分くらいの短編。短編であるからこそのあっさり感を逆手にとったブラックユーモアか。浴槽で裸にネクタイで死んでいる外人はデーブ・スペクターの「UFO」的な何か。

■『ポーラーサークル〜未知なる生物オムニバス』
熱があるイベントだったが、個々の作品は弱い気がした。逆に言えば煽りに煽って中身が見えない。

■『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』
圧倒的な突き抜けるハイセンス。ここまでやりきってこそ受ける批判もありだろう。ゲームのビジュアルを映画として書き起こす面白み。主演女優の可愛さと、主演男優の童貞っぽさが全く嫌みに見えない清々しさ。

■この日は朝まで飲んでおりました。