やっぱり頭脳

■でんぱ武道館に関して感じたことをもう一度書き連ねてみると、それは凄く偏差値の高さみたいなものを感じました。運営陣の非常のハイコンセプトかつ、高いマーケティング能力、そして市場調査。偏差値が高いかどうかは全ての判定をすることが出来ませんが、恐らく経験でカバーしている部分も含めて相当に頭が良いことが伺え知れます。感情に訴えかける装置の作り方も非常にクレバーで、そのあまりのクレバーさに僕はそのアプローチで自分たちはとても作れないと思えたのも一つです。何と言うか、そういうブレーンの部分の素養一つにとっても根本的に違うんだというのを身をもって知ることが出来たのは僕にとって良いことだったのかもしれません。少なくともバカな運営にはやっぱり作れない舞台を作った。舞台から圧倒的な「知」が見えたのは事実かと思います。

「バカさ」「ヤンキーさ」という概念こそが何故か私の忌み嫌う「イモっぽさ」というものと共通しているのも何だか最近分かったような気はしている。知がないのなら知がないことをカバー出来るよう勉学に励まなくてはいけないし、経験でそれをカバーしていかなくてはいけない。そう考えたら、自分のオバカっぷりに何だか不甲斐ない思いをして仕方がないのです