久々のオールナイト&ジョニー・トー

昨晩はオーディトリム渋谷で久しぶりのオールナイト上映。『仁義なき戦い』(1973年:シリーズ第一作)『仁義なき戦い 広島死闘篇』(1973年:シリーズ第二作)『仁義なき戦い 代理戦争』(1973年:シリーズ第三作)を連続鑑賞。やっぱりこの時代のメンズたちの剥き出しの演技は凄まじい。情熱がほとばしり、ぐいぐいと琴線に触れるようなことをやってきてくれる。結構ナレーションで説明していくんだなーとか、クローズアップが多いなーとか、技術的にもなるほどと思いながらも、やっぱり役者の存在が際立つというか、キャストの力を思う存分に味わったねえ。広島弁の言い回し、菅原文太たちの存在感。日本人はやっぱこうでなくちゃ

■そんでシネマカリテ『ドラッグ・ウォー 毒戦』超絶傑作!年を取っていってるはずのジョニー・トーが更に若返った作りをしていて、もうたまらん。エグザイル/絆を更新するワイルドバンチっぷりが市街戦で行われ、騙し、騙されの演技対決が応酬。個人的にカット尻の短さにおけるテンポの良さって若さの象徴だと思ってるんだけど、ジョニー・トー作品って今作はそれに極まりって感じだった。あと香港映画はちょっと奇麗な女優さんが出るだけで6倍映える。


■『7BOX [セブン・ボックス]』も見ました。脚本の秀逸さもありましたが、そんなに関心しなかったよ。僕の好みではなかったよー