『ロックアウト』

■新宿ピカデリー『ロックアウト』監督: ジェームズ・マザー, スティーブン・レジャー
B級SFものながら、そのテンポの良さと、ガイ・ピアースの牽引力が嫌いになれない、面白い作品。画のルックの安っぽさとかはあるけど、そんなものどうでも良い。こういう世界観が作りたいんだ！という気持ちの伝わり方次第で、いくらでもエンターテイメントになっちゃうんだと思い知らされた。OPのクレジットの出し方がカッコイイ。ガイ・ピアースが殴られる度に文字が出て来て、ガイ・ピアースがフレームインすると文字が消える。そんなサービス精神がニクい。でも大事。マギー・グレイスが超絶可愛い。無理矢理髪を染めされる二つの変化も楽しめた。要所要所の「そりゃねえだろ！」が楽しくてしょうがない。こんなB級作品が作れるって大事だ。

■バスで広島へ。