■編集作業。

■オーディトリウム渋谷『ポーラーサークル〜未知なる生物オムニバス』Bプロ
竹葉さんの応援に。竹葉さんとは1年半振りに会いましたが、若手女性監督としての地位を確立しているようだった。映画は広告代理店勤めの女性らしさが出ていて、奇麗な画角、演出なのだけど、それ以上に引っかかる個性が見当たらず。演出の堅実さを評価する段階ではないような気もするため、もうちょっと暴れてくれても良かったように思えたが、まさかの新作のレイプ物を撮り、そこの皮をあっさり破ろうとする竹葉さんのバイタリティに改めて驚かされた。

そのまま朝まで飲み。外川さんから聞いた映画の話が貴重なお話ばかり。宣伝は発信と刈り取るという作業が必要だったり、あとは芸大の卒業制作が勢いを無くしていたりとか、改めてゆうばりがどんな映画を求めているかということも含めて。ガクセイプロレスラーも改めて「バカ映画」として評価されていることが分かった。あのチンコの映像はやはり1年半も経過しても脳裏に強烈にインプットされているらしい。続編作るならばあれ以上に衝撃な作品を作たなくきゃね、とも。

箇条書きをすると、
夕張市民にも理解出来る分かりやすい作り。
■凡庸でないタイトルや、題材。今年は「流産」「便器」「くそガキ」
■ぴあはスカラシップで撮れる安定力を前提にしているが、ゆうばりはそうではない。

改めて「ファンタスティック」という肩書きは多義的であるが、間違いなく「面白さ」という指標であるということ。新人監督が一発当てるにはまさにこのラインを責めるしかないことは確かだろう。