初の博多スターレーン

博多スターレーンDDT。午前中のK-DOJOさんから売店を出す。今回は亜門さんと飯伏さんと売店の手伝い。プロレス興行の巡業性、グッズを同時に購入する、選手にサインをもらう。そんなことも含めて一つの楽しみの一つなのだと思った。たぶん厳密には映画の興行も変わらない。もっと言えば、映画の場合上映している作品はどこの環境で見てもスクリーンの大小や音響の問題を除けば変わらないわけで。急遽週プロモバイルの寸評、写真撮りも頼まれる。札幌大会以来2度目。

そんなことを思い、中州にある中州大洋に赴く。札幌に行って以来、すっかり地方映画館巡りが楽しみの一つになってしまったのだが、素晴らしい映画館だった。レイトショーが1000円。本当にルックがイングロリアス・バスターズさながらの外観。ここから発するムードに酔いしれる。

■福岡 中洲大洋映画劇場『フェイク・クライム』監督:マルコム・ベンビル
実にヘンテコな映画。だけど面白い。決定的な何かはないのだけど、映画の中に演劇が登場し、その構造と「クライムもの」のクロスオーバー。キアヌの意外な面。日本人っぽい「Noの言えない人」っぷりと「つまらない人間」の演じ方が見事。冒頭の高速道路の働いている人の単純な動き。

ホテルに戻ってユニオンのVTR作業を続ける。ホテルでこんな作業をしていると売れっ子作家のような錯覚に陥るけど、全然そんなんじゃない。