「The Wrestler」

zero1六本木大会でランジェリー武藤選手の撮影。zero1はとても好きな団体で、オーソドックスな「プロレス」像からブレることなくプロレスリングを全うしていて、そしてレスラーがしっかりとスクワットで鍛えられた身体をしていて好きだ。映画「The Wrestler」の景色のように、会場のあちらこちらに外人レスラーがいたり、日常と非日常が小さな会場でクロスオーバーする瞬間がたまらない。澤さんはそんな環境に相応しい「ザ・レスラー」なのだと思った。どんなにブラジャーを身につけて武藤さんの極地的な模倣をしたところで、プロレスラーという概念からずれる事は一切ない。プロレスリングという表現の下地の強さが澤さんには確固たるもとしてあるからだと思った。

身体が言うことを聞かず、カメラを回していても疲れ過ぎて画角が定まらない。家に帰って風呂入って首と肩に湿布を張りまくってみた。とにかく疲れていて、おそらく身体以上に神経がやられちゃってるんだけど、休んでもられず、やりたいことと見たい映画、本、聞きたいCDがひたすら溜まり、また人と会う時間をないがしろにしてしまいそうだ。