路上ラストマッチ

澤さんの路上ラストマッチ。ひたすら澤さんがいかに愛されるレスラーであったかを実感する一日だった。多くの人間が澤さんを愛し、澤さんというニュータイプの人間像に共感を得られたのは、この夢のない時代に澤さんの屈託のない明るさと、「やりすぎくらいがちょうどいい」という名言。コンプライアンスによってどこか肩身の狭さを感じる毎日を生きる人にとって澤さんの姿勢や、ファイトスタイル、生き方そのものが共感というものを越えて、新しいタイプのカリスマ像を作っていったように思う。多忙を極める高木さんが澤さんに救われたというのも大変腑に落ちるであった。撮影は粉まみれ、ジェットコースターに乗って撮影などやっぱり「映画」に近いものだったと思う。立派な『ゾンビランド』だった。戻って大阪大会VTR作業を詰める。