『サウダーヂ』

■出鼻を挫かれた翌日にその出鼻さえ修正出来る出来事。テープが2本回った。思わぬ計8時間15分。何かワンビンの映画みたいになってきた。シナリオは大きく変わった。映画でも見に行こう。それにしても8時間15分ものTELは初めてだ。いや何がどうなったのかも自分でも分からないのだが、サウンドによる効力か、サウンドが気持ちをそうさせるのか。相手が見えないからそうなるのか。面白い経験をした。

今日はオフだ。会社の人は皆遠征に行った。僕は僕でこのオフを意味あるものにしたい。
副都心線に乗る。渋谷に行きいつものタイ料理を食べる。
ただ昨日突然起こったこと一つで私の感情は揺さぶられてしまう。

妄想癖の末路か、それとも圧倒的な質量の現実か。ゴールを決めるも決めないも僕次第だ。『インランド・エンパイア』化する日常。この方法で良い。iPhone4sが来たらますます進められる。

ユーロスペース『サウダーヂ』監督:富田克也
インディーズ映画。映画製作集団「空族」最新作。土方に生きる男とその周辺の街や過酷な状況で生きる人々の現在。舞台ととなったのは山梨県甲府市