BD三昧

■ひたすら在宅

■BD『デジャヴ』監督:トニー・スコット
トニー・スコット『デジャヴ』を久々に再見したが、時空の捻れを圧倒的に高いテンションと編集力で見せ切る気合いと、作品内のシーケンスをザックザックに切り刻んで違う次元を発生してしまう新しさに感服。映画内に違うメディアアートが存在してるかのような気分に。公開当初は気にも止めなかったが。トニースコットは嫌味なく新し過ぎることを常に更新してるのよね。たぶんブラッカイマーもそうだけど、それらを「MTV的」と称して避けてしまう風潮がきっと良くないんだとは思う。意味が分からないことをギリギリまで大作映画風にみせきろうとするトニースコットの努力とセンスに改めて気づかされた

■BD『インセプション
メイキングでノーランのメモ書き自体が非常に難解な構造。それだけで頭の良さが伺えてしまう。何だか東大生のノートを垣間見るような感じ。


■「分かりやすさ」「詳細な説明」を求められることが多くなっているせいか、一度見ただけでは分からない映画をBDで二度目の鑑賞をして気持ちが良くなった。最近は絵も描いてみたくなる衝動にも駆られたり。こんな衝動は初めて。手前の解釈より重層的な解釈を試みたくなっているのだろうかね

■筋肉痛に。