run

3月10日
寝落ちしていた。2層のDVDが上手く焼けずに困る。そうしたら太陽誘電のDVDが推奨らしいので、ビッグカメラまで走る。御苑から紀伊国屋まで。平日の朝をひたすら走る。OLやサラリーマンとすれ違う。平日の朝から何をやっているんだろうと後ろめたくなる。サラリーマンになって辞めて、収入が減って、けど何かチャレンジ出来ているようなリアリティーが行ったり来たり。半年前は名古屋の栄でタクシーを捕まえていたスーツを来たサラリーマンだった。ただサラリーマン=立派という定義がまだ頭を抜けない。身体が痒くて早く風呂に入りたくなる。納品しに秋葉原へ。iphoneのマップ機能で目的地に辿り着く。こんな感じでよく飛び込み営業をしていた。自分の意思ではないから嫌で仕方がなかったことは凄く覚えている。けど懐かしい。どうしてだろう。嫌じゃなかったのか、どうなのか。

帰りに松江哲明の『DV』をタワレコで。AVも一本買いたかったが、目的のAVが見当たらず。売り切れてんのか。。山頭火でしおラーメン。久しぶりだったが、「別に」という感じ。

家に帰る。ちなみに聖蹟桜ヶ丘の改札前にでっかいベーカリーカフェが出来ていた。また景観が変わってしまった。さみしい。風呂に真っ先に入った。身体さら「小学校の校庭」の匂いがした。やばかった。飯を食べる。白米だ。この前まで金がなくて玄米だったのだが、玄米になった途端に私が飯を食べなくなったので、見限って白米を買ってくれていた。

仮眠をとる。ベッドはやはり気持ちいい。
起きて『DV』を観る。この生活感がたまらない。
このタイミングで鈴木健さんの作品の批評がTwitterに。受け止める。こうやって書いてメッセージを伝えてもらえている。受け止めて、次に行かなきゃアホだ。古武さんも、鈴木さんも厳しいメッセージを与えてくれている。それをどう受け止めるか。岐路にたっている。

プロと学プロの明確な差。それは冨永ともじっくり話をした。彼もそれに敏感に感じている。きっと自分たちは今後ますますその差を痛感するのかもしれないけど、その度に食らいついていくしかない。

なんてことないような日なのに、どっと疲れを感じた一日だった

『DV』で前野さんが20歳のときに住んでいたアパートについて語る場面で、名古屋のアパート生活を思い出した。苦しくて溜め息ばかりだった自分を受け止めたアパート。引っ越しの去り際が最高に寂しかった。