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久しぶりに喫茶店に籠りました。喫茶店と言ってもドトールだったり、タリーズだったり。タバコを吸いながら、アイスコーヒーを飲むのが自分にとって考え事をするのに、とても良いということが分かりました。たぶん雰囲気です。

ちょっと前にスタジオボイスbeams特集を買って、読んでないままだったので、ぱらっと読みました。何となくなんですけど、今の時代はbeamsを目標にするのが良いんじゃないかと思っています。beamsセレクトショップ。プロデューサーが良いと思ったものに、独自のカルチャーの解釈を足して売っているわけだけども、セレクトという発想はとても良い気がしています。自分の好きな物をセレクトしていくとカルチャーが見えてくる。要はそれをどう吐き出すかというところにセンスが見え隠れする。beamsはそういうものに対して、絶対的にセンスが良さそうに見せているのがとても上手いんじゃないかと思います。

籠りながら、新しいコスチュームについて考えました。今のコスチュームは飽きました。それは学生時代に作ったもので、学生時代に履きたいものを作ったのであって、今着たいものではなくなりました。そういう意味ではアップデートをする必要性を感じました。昔の新日本プロレスが黒いタイツ一辺倒だったのには、ちゃんと理由があると思うんです。それがストロングスタイルの象徴だったからです。でも今は既存のスタイルに自らを準える時代は終わったのではないかと思います。自分がどうなりたいのかを見せていく、もしくは模索していく過程を見せていくのではないかと思います。僕は何となく、この数年で自分のやりたいスタイルや、自分がなりたいものの輪郭が見え始めてきました。それにはそれ相当の努力と経験が必要でしたが、約2年半のAD的な生活を終えた感じがします。黒いタイツを履いて制作をしていた感じです。けど、今は自分の履きたいコスチュームや服を選択したいなーと思いましたね。

確か、大学3年の頃、ある女の子が自分をどう表現して良いか分からなくて、課題が提出出来ていない人がいました。先生はお前はその服を着たいから着てるんじゃないの?じゃあそれも表現だよね?と言いました。

まあそういうことなんだろうと思います。お金がなくて着たいものを全て着れるわけじゃありませんが、まあやっぱり着たいものを着るのは表現だと思いますよ。

今はimageを具現化したくて仕方がありません。でも驚異的に絵コンテが下手だと分かりました。やっぱり絵を描くのは向いていません。雑なんですよね。でもまあ最低限自分が分かれば良いのかなと思いました。

imageを具現化したいからEOS 6Dも買いました。canonの中堅機ですが、中堅機くらいが今の自分には丁度良いです。

何でこんなことをつらつら書いたかというと、忘れてしまうからですし、これをアップしてそれなりに満足した気になること自体が僕の健康法みたいです。

ゲイリー・オールドマンはカッコイイです。凄くカッコいい大人です。風俗とかに行けば、あまり雰囲気のないおばさんとかが出てくる事もあります。雰囲気を持っている嬢って思ったほどいないんだけど、人気がある嬢は雰囲気を持っている気がしています。年をとってもなりたい自分になれている人はいつまでも色気を失っていないものです。でも色気そのものを失ってしまった嬢も多いことには多いです。

人が好むのはやっぱり雰囲気じゃねえかなーと思っている次第です。あとは思想ですね。マインドだと思いますよ。


そんなわけで、90年代の映画が自分にはカッコイイと思う何かがあります。多分マネをするでしょうし、憧れるだろうし、自分もなりたいと思うでしょうね。

自分が未完成だということに気が付きました。けど、30歳になるまであと一年半。何か良いキッカケを掴んで30代に突入したいと思いました。作風は勿論、自分の表現について自分自身が発見をsいていき、自分の好きなカルチャーに嘘を付かないでインプットしていきたい。良いなーと思う人には積極的に接近していきたい。何かそう思いました。

今は貧乏ディレクターで良いです。でも満足していません。自分の作るものに価値があると思われていないから、貧乏なんですよ。業界もそうですしね。けどここからどんどん底上げしていきたいと思っています。

だから、今の僕を見るのは面白いと思いますよ。フシギダネフシギソウになった感じです。でもこれからフシギバナを目指さないとです。人の成長を見るのは面白いと思います。子育てがきっと面白いのもそれだと思いますが、まずは自分が一旦完成したんだと思えるとこまで行きたいです。

あと継続することしか、僕には才能がないと思いました。死んだ母に、アンタは粘りがあるけど、それだかもね。と言われた事があったけど、実際そうなんじゃないかと思っています。だから継続することでしっかり見せていきたいんですよ。テレビを直ぐ辞めちゃった事は僕にとっても意外でしたから。でも今は不思議と継続出来ているんです。

飛び級をしようとしている表現は辛いなーと思いました。けど、ゲイリー・オールドマンを見ていたらオッサンになってもカッコいいんで、憧れました。オッサンになっても鮮度がある。そんな人間になりたいです。だから色んな意味でアイドルとか僕にはもしかしたらちょっと辛いなって思いました。時間がとても限定されているからですね。けどそれが好きな人も沢山いて、今見なきゃいつ見るんだって沢山の人がアイドルに夢中になるのもすげー理解出来ました。

けど俺はやっぱりゲイリー・オールドマンになりたいですね。ムスタッシュが似合うオヤジになりたいですね。

死んだ母親に「どんな職業に就いても良いけど、素敵な大人になって欲しい」と言われた事を思い出しました。だから作るモノも、見せるものも素敵なものを作りたいと思っています。

す‐てき 【素敵/素的】
 
[形動][文][ナリ]《「すばらしい」の「す」に、接尾語「てき」の付いたものという。「素敵」「素的」は当て字》
1 自分の気持ちに合っていて、心を引かれるさま。非常にすぐれているさま。「―な服装」
2 程度がはなはだしいさま。「―に堅そうな首を、…濶(ひろ)い肩の上にしっかりすげ込んだようにして」〈露伴・観画談〉

素敵に関して言えば、この1番のニュアンスだと思っています。

何でこんなことを書いたからというと、話し相手がいないからだと思いました。人生そんなもんです。