閉塞

編集が閉塞感に満ちて来たので、佐々木先生に相談した。モヤモヤがスッキリした。いや、何と言うか、やっぱり僕の先生なんだと思いました。解答を見出してくれる手助けがあるから作品が完成していた。自分の力ばかりだと思っていたが、それは驕りだったようだ。作品は開かれなくてはいけないわけで、この編集の時点で閉塞している理由は何だと思ったら、被写体が閉塞しているからであり、そしてこの作品の主人公は僕自身でしかないという真実に気付いたからです。結局のところ主人公として先に進めるのは精神が解放されている人間しかいないと思いました。

編集作業場は緩いです。緩い雰囲気があります。これはこれで閉塞していますね。一体大丈夫なんでしょうか。結局のところ閉じられた時点で終了してしまう。11日にアップしたガンバレ☆プロレスは世界に開かれていた。牢屋に閉じ込められた時点で閉塞してしまう。人間は勝手に牢屋を制作し、そこに住みはじめてしまうのです。そこにいることに意味なんてないんです。そんな人間に世界は創作出来ない。田舎に行けば行ったで、閉塞感を感じ、マックの前で編集をしていればそれはそれで閉塞感を味わう。何という矛盾でしょうか。しかしそんなもんで、そんなもんの先に何を見据えるか。危うく奴隷になるところでした。