名古屋で再会

■テレピアホールで興行。今回も物販の売り子。パフォーマンス込みで必死に売らせていただき、Tシャツが売れた。買ってくれた方ありがとう。テレピア周辺は栄駅付近。また記憶がフラッシュバックする。完全にPTSDだ。会場近くのパチンコ屋には先輩に嫌々付き合わされそのまま説教というコースが脳裏に。よくあんなことを耐えていたと思う。嫌で嫌で仕方が無かった。

■中川君と合流する。世界の山ちゃんをご馳走になった。結局のところ手羽先が名古屋めしで一番上手い気がする。中川君と現状について話をし、いつものように映画の話に落ち着いた。結局なんだかんだで僕はそのままテレビ局で働いている同期のことが気になってしょうがないのである。どんぐりの背比べではないけども、辞めなきゃ良かったのか、辞めて良かったのか、一体どちらなのか。そんな単純な2元論で割り切りたいのか、割り切りたくないのか。とにかく僕はもう二度と戻れない会社生活の稼ぎや安定をとても羨ましく思っているということだ。それくらい今は金も生活も保証されていないし、満足はしていないのだと思う。ただ東京しかないというのは何となくの結論なのだが。

中川君は脚本を書き始めたようだ。僕も進めたい企画について話をした。たぶん僕らは映画を作るということでしか、社会に抵抗出来ない人間なのではと思うようになった。

そのまま彼の自宅に泊めさせてもらう。名古屋を去るとき、彼が見送ってくれたことや、辞めることを彼に一番最初に伝えた事、そして彼が送ってくれた一通のメールを思い出し、こらえきれず涙が出てきた。