■DVD作業でアキバを2往復。テレビ局時代の代理店通いを思い出します。

新宿武蔵野館『残虐全裸女収容所』監督:ジャック・ヒル
とてもいい加減に作られたテンションなのに、やっぱり見終わると愛おしくてたまらないコーマン印の作品だった。中でもパム・グリアのミューズとしての存在感は圧倒的で、今なお色あせない。その揺れまくるおっぱいと、凛々しい顔立ち、ミューズとして際立ちまくるその身体性が頭に残る。とにかく画面内にこれでもかと女性が映るこの映画。単純に考えても、映画はおっぱい!女だ!と言い切れる強さ。感動。

新宿バルト9マリリン 7日間の恋』監督:サイモン・カーティス
全く期待していなかったのに、間違いなく切ない恋を丁寧に描く演出と、やはり演じるのは難しいであろうマリリンモンローというスターへのアプローチに成功したミシェルウィリアムズの好演。恋をしている瞬間と、それを思い起こす回想の瑞々しいタッチが脳裏に記憶される。

■深夜にあれこれ考えながら、懐かしのゲーム音楽をひたすらネット上で探していた。あー懐かしいと、同時にここでゲームで学んだ事は何だろうと考えてみた。今はすっかりやらなくなってしまったゲームなんだけども、

改めてアークザラッドの音楽がとても良い。T-SQUAREが作っていると聞いて納得したのだが、そういえばこのゲームは1がやや消化不良な(続編が前提となったラスト)だったけど、2でその挽回をはかるほどのボリュームだったんだ。前作のゲームデータを活かして2でさらに楽しみが広がるというシステムでやり込んだ記憶がある。このシステムを『ガクセイプロレスラー』で活かせないかなーと考える。1で短編で物足りないんだけど、2でそれを継承しもの凄いボリュームで傑作になるという、そんなことがやりたいなと思った。

ゲームはシステムなんだよな。システムがユーザーにとって気持ちが良いかどうか。そういう改良があって人気シリーズは作られ続けられている。スコットピルグリムや、ラン・ローラ・ランといったゲーム要素が何らかの形で加わった映画に興味が沸いている以上、何らかのゲーム性は作品に取り込んでいきたいなと思った。というよりも幼少期に多大にゲームをしていた記憶を呼び起こし、そういう世代だということをもう一度自覚するということにする。